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指令「後方魔法を説明せよ」

システム担当者の「888型」です。
この日記も長めでございます。

前回の私の開発者日記の内容について、メールでご意見やご感想などをいただけました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。さてもそのようにして皆様からも応援のお便りをいただけておりますという事実を糧に、私は今回も開発者日記で長々と魔法についての設定を掲載していっちゃおうと思います。前回の日記で目が泳いだ眼精疲労になったという方につきましては読むのを一旦お休みになって、遠くの緑を眺めて、ドリームキャストを押入れから取り出して「シーマン」をプレイして心身のリフレッシュをかけてから再度挑戦いただければと存じます。

今回は「小森陽菜 」の所属する白魔術学科やフォルトゥナ編の劇中ではまだ登場してませんが一応設定はある黒魔術学科のような、セフィロトだと後方で支援する魔術師の魔法、後方戦術魔法についての解説です。ある意味ではもっとも魔術師らしいイメージに即した、後ろのほうで距離をおいて長々と呪文を詠唱したりする戦い方が、この分野にあたります。
後方戦術魔法における戦闘距離は、術者から6メートル半径以遠を指し、攻撃分野と防御分野と治癒分野に大別されます。後方戦術魔法は消費魔力や準備する道具も多いため、一般学科ではあまり取り扱われない、専門知識に属する系統です(我々の世界で解釈するなら「プログラミング」「電子工学」のような専門性でしょう)。また後方戦術魔法はその組み立ての自由度から、長節詠唱主義、媒体祭具主義、魔法陣主義、儀式主義など講師によっても異なる様々な理論が提唱されています。

■後方戦術系:攻撃分野
黒魔術学科で特に重視される分野です。一定距離をおいた後方から、魔力そのものまたは魔力で構成した爆風や稲妻や石弾などによって攻撃します。距離や威力や範囲など効力面では戦局を左右するほど圧倒的であり、多少の魔法防御などは紙も同然とされています。「マジカ★マジカ」の世界でも現代戦術の基本は圧倒的火力の集中投入であることにかわりはありません。セフィロトでも後方戦術をいかに完全な性能で発揮させるかが勝負の要で、近接戦術はその妨害牽制でしかないとする戦術論は今なお根強いです。

■後方戦術系:防御/迎撃分野
黒魔術、白魔術学科ともに開発を進める分野で、一定範囲や味方任意数を対象として防衛効果を発揮する魔法です。魔力の障壁などを張り巡らせて敵魔法を防いだり効力を軽減するなどの専守防衛を主眼とした白魔術学科と、詠唱者に苦痛を与えて魔法を中断させたり敵術者にそのまま魔法を反射する呪詛返しなど迎撃と反撃を主眼とした黒魔術学科では大きく防御に関する思想は異なります。しかしこれらの防御および迎撃は敵の後方からの大規模な攻撃魔法を想定した防衛構想という意味では同じであり、これらの魔法の発明がそれまで後方戦術一辺倒だった魔術師たちの戦術論に革命を呼んだのは間違いありません。

■近接戦術系:治癒分野
白魔術学科において特に重視される分野です。近接戦術を担当する騎士などとは比べ物にならない大規模な回復魔法であり、社会でも医療分野で大きく貢献しています。簡易なものは疲労回復や苦痛を緩和するものから、大規模なものには意識の覚醒、四肢の再接合、超再生能力の付与などといったものまで様々です。一般には術者の詠唱や、アロマなどの祭具を利用したもの、あるいはマッサージなどの物理的接触で治療する場合が多いですが、中にはバットで殴ったりする変り種もおり、地方ごとの宗教と融和し道徳性と共に発展した白魔術のあり方からすれば、こうした方法論には異を唱える者もいるようです。

というわけで今回は後ろでムニャムニャしている影の立役者、後方戦術を担当する魔術師についてお話しました。近接戦術担当者が目前の敵と相対して臨機応変に対応しなければいけない分、後方にいる彼らこそが戦局全体を見極め、長期展望を含めた戦術を構築する役割といえるでしょう。アメフトで言えばクォーターバックであり攻撃と防御の要なのです。勿論、これはシナリオ作成前の設定なので実際にはどの程度反映しているのか分かりませんが、願わくば前で華々しく活躍する騎士たちだけでなく、こうした後ろで努力に勤しむ人々にもさらなるスポットライトがあたりますことを(小森さんとかこのへんで頑張っています)。
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